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ひま子の不登校卒業日記。

私が不登校を卒業した話をします。

ぷつり

まあ、あのままだったら普通に学校も行っていたし、こんなことにはなってなかった。とりあえず、こんなに性格はひねくれなかったと思う。

私はヲタグループについていくのが疲れた。アニソンはなんだか意味がわからないし、当時、椎名林檎が大好きだった。

椎名林檎さんのマネして難しい字を書いたりしてたんだよな、痛々しい。

アニメもマンガもわからない、私ってヲタクじゃないじゃん。

そう思ってたら、ツムツムもちょうどそのグループを離れた。私はツムツムと学校にいることにした。彼女は強い。クラスメイトとは絡まないけど、クラスの外に友達を作った。

そんな考えなかった。クラスがすべての世界だと思っていたけどそうではない。クラスの外、ほかのクラスの同じような立ち位置の子を探せば友達は意外とできる。

メールアドレスも彼女たちとは交換しなかった。物寂しく思うこともあったけど、むしろ気楽だった。あ、でもツムツムとはLINEを交換していて、毎晩12時までツムツムのハートをねだられた。

でも、どこか私はツムツムが苦手だった。彼女はどこか勝ち気で、何事も悪気がなくとも上から目線になってしまう。繰り返されると、多少は不快なものだ。

でも、ほかの人とつるんでいた時代よりはかなりいい。やっと、生きやすくなった。でも、高校からはSを出て行こうかな。みたいなことを考えたいた。

 

でも、ここで事は起こる。

ツムツムと重苦しい教室を抜け、他クラスの友達と踊り場で弁当を食べていた。すごく笑った気がしたのは気の所為か。

教室に入るとなんだか空気が冷たい。

え、私は何もしてない。

Sに来てから罪もなにもしていない。むしろ妥協して生きてきたはずだ。

 

……………デブが、私の手帳を持って人垣に囲まれていた。

 

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先週の昼

 

デブ「ひま子のいつも持ってるそれ、何?」

ひま子「これは手帳。中学受験のときに友達と色々描いたりして、思い出詰まってるの。」

 

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やめさせなきゃ。

 

私にとって中学受験の勉強は楽しかった。ナス(仮名)という友達がいて、同じくらいの偏差値の学校を志望していて、話も合った。塾ではたくさんの友達に囲まれていて、尊敬さえされていた。ある訳もない先生の恋沙汰を予想したり、ここで結婚いそうじゃない?なんて予定日①とか日付に〇をつけていた。あー、近づいたな、ナスやみんなは元気かなって見返していたんだ。

 

「なにこれ。」

シャクレが言った。

手帳は日焼けの子の手に。

「返して!返して!」

日焼けは完全に私を無視して、手帳を投げ捨てた。踏んだ。

「大したことなかったね。内容。」

シャクレ達の声がひどく冷たかった。

騒ぎを聞いたツムツムが来たけど、話す元気もなかった。

黙って鞄を纏めて下校した。先生に伝えるなんて、もういいや。

バスは思ったより空いていた。

 

 

 

 

 

 

 

家では、母が洗濯物を畳んでいた。

予想以上に早い娘の帰宅に驚いたようだ。

「授業は?6時間でしょ?」

「。」

 

事のすべてを話した。母は慌てて担任に電話をした。

担任は、事実確認をすると言って電話を切った。

ああよかった、担任はまともだったんだぁ。

今日のことは忘れようと思って、その日は寝た。

でも翌日、学校に行きたくなかった。でも行った。

デブ、シャクレ、ケツアゴ、ああ、あと私たちのグループにあとから入ってきたいかにも性悪顔の性悪、あとは日焼けチビもいた。

ごめん、と言っていた。いかにも貼り付けたような。このくらいで騙されるか。

こいつの顔面今すぐ潰してやりてえ。

「……あ、はい。」

 

これを奴等は「許された」と捉えた。

その日、担任から「もう終わり」と電話が来た。

絶望した。

担任は何も調べてない。何もしてないという日焼けたちの言い訳を信じたんだ。

なんて浅はかなんだ。

担任に寄せていた期待もダメになった。

父に「素晴らしい学校」と言われて入った学校、こんなのクズじゃないか。

父とはあまり話したくなくなった。

私は、次の朝に言った。終わると分かっていた。ダメだけど。

「学校、行きたくない。」

 

不登校が始まった\(^o^)/