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ひま子の不登校卒業日記。

私が不登校を卒業した話をします。

きっかけ。

学校が終わって土曜日。午前はたっぷり寝て、午後は友達と外出。眠れないから汚部屋をあさって昔の日記を発見した。

懐かしいなあ。12歳かあ。

よく見ると、不登校になった13歳の日記もある。巻末は遺書になっている。

そんなこともあったっけなあ。今はこんな風にしか思わないけどなあ。

思い出したら記憶が曖昧で、何があったか、何でこんなに他人事のように記憶が薄いのか、なんだかよくわからない。

千尋が別世界に足を踏み入れたみたいに、奇妙な体験だったのか。

記憶の整理のために、ぼーちぼち、ブログを書いてみることにします。

 

私は今、地元の至って普通の学校に通っている。給食がマズいと評判だ。

と言っても、行き始めたのは4月からの話。やっと中学生になったような感じだ。

あ、私が不登校になったのは、今通っている中学ではない。

私は「中学受験」をして、俗に言う名門校、芸能人やその子供がたくさんいるようなエスカレーター式で幼稚園から大学まで上がれる私立学校S(仮)に通っていた。偏差値はまあそれなり。私の父がそこの大学の出身で、校風が私に合うんじゃない?と勧めてきた。

父は魔法の言葉、

 

「S中に受かったらスマホ買ってあげるよ」

 

を使った。

小学校6年生の頃の私は、スクールカーストでいう1軍タイプ。ゲラゲラいつも笑っていて、可愛いお友達といつもつるんでいるようなタイプ。どこに行ってもすぐに友達を作りグループを作り、いつも友達に囲まれているようなタイプだった。

そんな私のコンプレックスは、携帯を持ってなかったこと。

周りの友達はみんなケータイを持っていて、といってもガラケーなんだけれど、毎日メールをして、昨日の話題が…クスクス みたいな会話をしていた。

まあ1軍の女子だからさ、みんな持ってるんだよね。

「ママに連絡しなきゃ〜」

とさり気なく遊びの最中に取り出すケータイが羨ましい。

受かったらケータイくれるの?しかもスマホ

っしゃ、やるやる。

しかも制服いいじゃん。よし、S行く!

となった訳で。

ネットでも評判、芸能人がたくさんでお金持ちも多い。そんな華やかな世界に入れるなんて考えたらそれはもうワクワクして、勉強もがんばった。受験については色々ドラマがあるけど、これは割愛。

中学生になる直前の私は、完っ全っに舞い上がっていた。

両方の祖母が来て、すごいねえ、すごいねえと私をもてはやし、制服を着てクルクルしてるとかわいいねえと褒め称える。

もう私の人生勝ち組じゃん?

Sに受かってよかった!私もう幸せ!

友達作って大学まで勉強要らずでエスカレーター!!!

 

なんて思っていた。

ちっちっ、人生そんなに甘くないぜ。

若かった私、あのね、私の人生はSに行ったから180度変わったんだぜぃ?

 

よし、ここで、関係ないかもしれないけど個人的に登場させたらいいと思うから彼の話をしよう。

後に美男子になってるからイケメンくんとしておく。

イケメンくんは私と同じく中学受験経験者。

彼は、結構レベルの高い中学(御三家より少し下くらいのレベル)を受験して全落ち、直前に滑り込みで入れた学校も落ちて私も受験してた中学(〇にしておきます。)に通うことになった。

いやあのね、〇中はね、男子の制服がスーツみたいでかっこいいんだよ。ネクタイの色が爽やかでイケメンくんが着ると映えるのね。

……失礼、脱線しました。

中学入学前にイケメンくんと会う機会があって、そこで受験結果とか話して、激しく落ち込んでたイケメンくんを私が励ましたんだよね。

イケメンくんについては詳しくまた書こうかな。

前の私のSでの話に戻る。

期待に胸を膨らませた入学式、通学のバスに乗った。座れたのはこの日が最後。雨の日だった。

道に迷いながら、セレブリティな街を彷徨って学校についた。

立派なキャンパス。大学まである。

いつかは行くんだろうなあ、こんど探検しようかなあ、って思いながら教室に入った。

このSって学校、組がA組B組って名所じゃあないんだよね。1組2組でもない。

すごくワクワクしながら教室に入った。

古い教室では、日焼けした女の子をたくさんの女の子が囲っていた。

 

眠いのでここまで。